あなたは、「ミスをしない」ことと、
「表現し切る」こと、どちらを選びますか❓
私の恩師は、
「無難なつまらない演奏をするぐらいなら、ミスをしてでも面白い演奏をしなさい」
と仰る先生でした。
ミスをすると言っても限度がありますが、
要するに、
「ミスを恐れて、貧相な表現に
なってはいけない」
ということです😀
実際、そういう演奏をした時は決まって、
「つまらない‼️」と連呼されました(笑)
「ミスの無い完璧な演奏だったら、
電子ピアノの自動演奏を聴いてればいい‼️
でも、あれを聴いて感動できる⁉️
ずっと聴いていられる⁉️
リスクを感じながらも、
血が流れてる演奏を求めるから
コンサートに人が来るのでしょう‼️」
こういう考えの恩師に育てられ、
今では私も同じようなことを
生徒さんに言っています。
そして、私が大好きな19世紀後半から
20世紀前半のピアニストの面々・・・
結構そういう演奏の方が多いです。
ただ、日本人の気質として、
どうしても正確性が気になってしまい、
なかなか難しいところでもあります💦
でも、やっぱり自分の演奏が
人の心に染みるものであって欲しい
という気持ちは、楽器を演奏される方なら
きっと、お待ちかと思います。
私の教室では、ミス云々より、
いかに音楽を表現し、聴き手に伝えるか
そこを大切に指導していきますので、
ご理解戴ければとても嬉しいです😊
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