7月から大学受験の為、休会されている
生徒さんがいます。
彼女は、小学2年の時から
ずっと通って下さり、
毎週よく練習してくるタイプでした。
小さい時は、無口で大人しい子でしたが、
芯の強さを感じさせる生徒さんで、
中学生ぐらいからは、よく話すようになり、
私にとって、良き生徒さんであり、
話し相手でした😀
ピアノのレベルも
ラフマニノフのプレリュードを弾くぐらいのレベルに到達し、教室を引っ張ってくれる
存在となりました✨
そんな中、大学受験の時期が迫り、
「そろそろ卒業かもしれない」と
腹をくくっていました💦
やはり、長年通って下さっているので、
寂しい気持ちが芽生えます😢
すると、休会される少し前に、彼女が、
「やめたくないけど、
受験がいつ終わるか分からない」
と、言いました。
彼女らしい現実を見据えた冷静な発言に、
心底感心しましたし、何より、
「やめたくない」
という言葉がどれだけ嬉しかったか✨✨✨
「〇〇ちゃんがピアノを続ける意思が
あり限り、ずっと待ってるよ!!」
「受験の期間、
練習をお休みしてることで、
一時的に腕が落ちることがあっても
積み重ねてきたものは
簡単に失われることはないよ😀」
と、伝えました。
彼女は優秀な生徒さんでしたが、
決して苦労していないわけではありません。
以前のブログに書いた、
「器用であっても、不器用であっても」
に登場する、器用ながらも苦しんだ人です。
長年継続して、苦労を乗り越えたものは、
簡単に手放せないですし、
ご本人にとって、自分の財になっています。
彼女のそういう姿勢を尊重し、
大学受験を乗り越えて下さることを願い、
彼女が再び教室に来られるのを
待っていようと思います😊
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